代表挨拶

個性が尊重されにくく学歴社会や安定思考という概念が今だに存在している日本において、本当に好きなことを自ら選んで生活している人が少ないと感じており、楽しく生きることの重要性をもっと世の中に広げたいという思いから事業を始めるに至りました。

私は「どれだけ楽しんだか」ということを、人生における充実度の指標の一つとしています。もちろん文字通り多くの楽しい経験があることに越したことはないですが、生き甲斐とも呼べる仕事や他の物事を犠牲にしてでも努力できる趣味を見つける経験はなかなかできません。

私は勉強もスポーツもかなりの苦労と努力を重ねました。高2の時に受けた模試の偏差値は46、高3まで10年間続けていた部活はずっと補欠。あらゆる能力が人より劣っていたと言っても過言ではなく、当然自分でもそのように思っていました。そして、それを理由に頑張ることを諦めていました。

しかし、確固たる目標を持てたことがきっかけでそれまでにない努力をすることができ、勉強においては偏差値60以上の大学に合格、スポーツにおいては、体操競技で全日本シニア大会に出場しました。もちろん突然それらの才能が開花したわけではなく、それまではただ苦労を受け入れられず、努力の先にある楽しさに気付けなかっただけなのです。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、楽しいという感情は無限の可能性を秘めています。世の中には様々なコンテンツがありますが、その中で一生の内に出会うものはほんの一握りです。だからこそせめて出会ったものに対しては自ら進んで学んだり努力する経験をしてほしく、その原動力となる「楽しむ」という機会を創っていくことを弊社のスローガンとしています。

プロフィール

同志社大学法学部法律学科卒業。在学中は体操競技部に所属、海外10カ国以上をバックパッカーとして渡り歩く。
その後、本田技研工業に入社。最大の部署である法人営業部に配属され、第一線で働くも退社し
株式会社春のすけを創業。